昨日に引き続き、洞爺湖サミットの話。
今回の一番の議題といわれていた温暖化について。
結局は、
「2050年までに温室効果ガスを50%削減する」という
「世界全体の長期目標を採択することが望ましいと信じる」という、分かるような分からないようなことになったようだ。
確かに、
「これから温暖化効果ガスを削減しよう!!!」
と、これまでざんざん出しまくってきた国々が旗を振っても、
中国・インドなどの新興国が
「温室効果ガスの発生源は先進国にある」
「新興国は国内に多くの貧困を抱えていて、
経済成長が脅かされることを受け入れることができない」
という気持ちも分からなくはない。
けれども、出しまくったからこそ分かる害というのもあって、
そのへんは、各々の国の利益を最優先するから
なかなか難しいのだろう。
しかし、だ。
2050年までの42年間に、どのくらいまで削減するとか
例えば5年後はこれくらい、10年後はこれくらいとか、
目標は知りたいなぁ。
子供が夏休みの宿題を、最終日3日間くらいで
一気に泣きながら片付けるのとは違うのだからさぁ。
明日から2学期になるって日に、
あー、できなかった・・・
っていうわけにはいかないでしょうよぉ。
京都議定書の目標数字に達しない日本の状況と
同じになりそうじゃんかよぉ。
。。。などと思ったのであった。
大勢の国々が揃うと、私なんかが思っていないような事柄で
色々と問題やすれ違いが起こったりして、ことが進まないのでしょうねぇ。
さて。
今回思ったのは、全部の報道を万遍なく見たわけではないが、
こういうときに、意外と各TV局がどういう体制なのか
ちょっと垣間見れる気がする。
その中で私が気になった、ひっかかったのはこちら。
他では見つけられなかった「原発」の文字。
米独首脳、原発の有効性巡り相違 温暖化対策で
2008年7月8日12時14分 朝日新聞
ブッシュ米大統領とメルケル・ドイツ首相は8日朝、サミットの合間をぬって北海道洞爺湖町で会談した。
直前になって、地球温暖化対策として原子力発電が有効かをめぐる両国の意見の違いが表面化。
どこかぎごちない空気も漂う中での対話となった。
両首脳が会談するのは6月のブッシュ氏の訪欧時に続き、わずか約1カ月で2度目。
会談後記者団を前に「あなたは大切な友人だ」(ブッシュ氏)「興味深い議論ができた」(メルケル氏)と、個人的なきずなを演出した。
だが、米ホワイトハウスの気候変動政策の責任者、コノートン環境評議会議長は7日、米同行記者団との会見で「温暖化ガスの排出量を削減するため、原子力エネルギーを使う能力がある国はそうする責務がある」と発言した。
ドイツにとって耳に痛い言葉だった。社民党のシュレーダー前政権下で2021年までの原発全廃方針が決まり、大連立の現政権でも維持されている。
G8の中で脱原発政策をとるのはドイツだけだ。
メルケル氏自身は原発全廃方針変更の考えを示しているものの、見直しは09年の総選挙以降に、という立場。
AP通信によると7日、「気候変動問題が原子力の使用だけで解決できるとは思わない」と反論した。(梅原季哉)
要は、言っていることはこういうことなのでしょう。
温暖化削減のための代替エネルギーは原発に!!随分前から巷では、
CO2が温暖化の原因というのはウソだと、
これは温暖化を防ぐためにCO2削減をしよう!!という意識や運動を蔓延させて、
実は、原子力発電をしたいがための話である、と
そういうのは見聞きしていた。
石油が値上がりし、代替エネルギーの必要性がぐっと身近になったところで
原発に移行しようとしている、と。
代替エネルギーとしては、石油の代わりになる素晴らしいものが既に開発されているのだが、
それでは一部の人々が儲からないので、止められている、とか。
まぁ、いろいろな説が流れている。
サミットのおかげで、巷に流れていた噂が事実と知った。
実際に温暖化の原因が何なのか私には分からない。
ホントにCO2じゃないのかもしれないし、そうなのかもしれない。
ただ、温暖化は肌で感じているし、
そのためにリサイクルやリユースを始めたことは
CO2削減に関係なく、実は当然のことで、
これまでやっていなかったのがおかしかったのだ、と思う。
ただ、これをイコール原発に結びつけるのは
勘弁してくれ!
ねぇ、日本は原子爆弾を受けた国だよ。
なぜ脱原発にならないんだ!!
・・・とまぁ、昨夜、今朝のニュースで
いろいろと考えることしきりでした。
G2008年7月10日
水無月八日
宇宙の月14日 青い宇宙の夜 KIN143