「対決―巨匠たちの日本美術」展〜すばらしい!!

これは、観たい!!
そう思っていた「対決−巨匠たちの日本美術」 展を観てまいりました。

080810巨匠対決チラシ1 チラシ表


いやぁ〜、もう、なんでしょう。
凄かったですよ。
凄まじい迫力でしたよ。

今回、絵師や仏師、陶工らの“巨匠”たちを2人づつ、
名品を対決させる形で展示されていきます。
同時代に競いあったライバルや、師弟間、
一方が相手に私淑する関係など
様々な関係性での対決がみられます。
この面々が勢ぞろい!!
スゴイ!!

運慶 VS 快慶
雪舟 VS 雪村
永徳 VS 等伯
長次郎 VS 光悦
宗達 VS 光琳
仁清 VS 乾山
円空 VS 木喰
大雅 VS 蕪村
若冲 VS 蕭白
応挙 VS 芦雪
歌麿 VS 写楽
鉄斎 VS 大観



チラシ裏から、どんな雰囲気なのかを、ちらりと、どうぞ♪
080810巨匠対決チラシ2 チラシ裏


いやぁ、どれも、ホント、凄かった!
もう、言葉では言い尽くせないくらい。
日本美術。
素晴らしい。


個人的には、先日滋賀に旅したときに、観たいなぁと思って観なかった
MIHOミュージアムにある、与謝蕪村の「山水図屏風」が展示されていて
観ることができたのは、うれしかった。
金箔はよくみるが、この屏風は、銀箔をほどこしてあって、
そこに山水図が描かれている。
なんともいえない渋さと輝きだった。

長次郎と光悦の器の違い、
応挙と芦雪の「虎」対決、
円空と木喰の木像の違い、
大雅の「十便帖」と蕪村の「十宜帖」、
鉄斎と大観の「富士山」対決などなど、
もうもう、全て夢中で見てしまった。
あー、ホント、すごかった。

こういうのを一同揃って拝見できるとは
なんとも幸せなことだ。。。。

と思っていたら、今日から最終日の17日(日)まで1週間だが、
「風神雷神対決」が実現!!とな。
俵屋宗達、尾形光琳、ふたつの「風神雷神」が並べて展示されるそう。

ちょっとぉ、これは、観たいでしょう!
もう、もう一回、観に行くべか。


ご参考まで。
東京国立博物館HP
朝日新聞特別展HP



G2008年8月12日
文月十二日

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2DKG こんな賃貸、待っていた♪

賃貸に住むようになって、5軒目。
どの家のときもベランダで、
春咲きの花々の球根は毎年植えていた。
しかし野菜となると、
あるときは、真南のベランダで、超狭いながら夏野菜を少々、
あるときは、3畳以上あるベランダだが、北向きで騒音多しのため、
野菜はほとんど育たず。
そして現在は、東南東くらい。
野菜にとっては真南がいいのでしょうが、
午前中のみの直射日光のため、
逆に日差しをさえぎる作業などが少なく
平日、会社勤めの身にはありがたい環境です。

草花や多肉植物のみならベランダでもまぁよいのだが、
野菜をつくりはじめると、
  あぁ〜、マイ畑がほしい〜♪
  家から続いている、縁側の外は、畑♪
  そういう賃貸アパートがあればいいのにぃ〜♪o(^◇^)o
何度、そう思ったことでしょう。
そして、
それが、それが、
実際にあるのです!!

2DKG
Gは、ガーデンのG!!
畑がついているエコアパートです。
東京都足立区にある「花園荘」。
昔ながらのアパートを新たに建て直すときに
同じ造るのであれば、環境を考え、自然が元々持っている力を利用し、
畑をつくることで、自然の恵みを得、近隣とのコミュニティ力へとつなげていく、
そんな賃貸のアパートを造ろう!!とし、
実際に造っちゃったのです。

企画から住民募集までをブログで掲載しており、
本もあります。こちら↓。

畑がついてるエコアパートをつくろう―地球を冷やすワザいっぱいの下町プロジェクト畑がついてるエコアパートをつくろう―地球を冷やすワザいっぱいの下町プロジェクト
(2008/05)
平田 裕之山田 貴宏

商品詳細を見る




この本。
かなりの読み応えがあります。
写真やイラストもたっぷり、文章もたっぷり。
そして、アパートづくりへの思いも、たっぷり。

畑のために、雨水を貯めるタンクをつくり、
自然のために、自分たちのために、地元多摩産の杉を使う。
温度調節にいたっては、
自然の風や光を利用、土間・庇をつくる、緑のカーテンをつくる。
シックハウス・フリーのための壁、断熱材、屋根。
コミュニケーションための住民共有スペースの草花や果実・・・
などなど、
どういう思いで、こういう素材を選び、
どういう思いで、このアパートを造り、
どういう人々が、携わったのか。
このアパートに愛情がたっぷり注がれているのが、
よーくよーく分かる。

とはいっても、アパート経営というビジネスも成立させなければならない。
エコと人とビジネスとの、ちょうどいい塩梅を成り立たせるため
施主も、建築家も、現場の大工さんも
考えに考え、動いて、動いて・・・。

読んでいて、こちらも楽しくなってくる、
やればできるのだと、元気が沸いてくる
そんな本です。


いやぁ〜、いいですねぇ〜。2DKG
畑つきの賃貸家屋。
もっともっとこういう賃貸ができるといいなぁ。
このあたりでも、できないかなぁ。


G2008年8月7日
文月七日 立秋 七夕

theme : 野菜づくり
genre : 趣味・実用

洞爺湖サミットと、温暖化削減と、原子力

昨日に引き続き、洞爺湖サミットの話。

今回の一番の議題といわれていた温暖化について。
結局は、
「2050年までに温室効果ガスを50%削減する」という
「世界全体の長期目標を採択することが望ましいと信じる」

という、分かるような分からないようなことになったようだ。
確かに、
 「これから温暖化効果ガスを削減しよう!!!」
と、これまでざんざん出しまくってきた国々が旗を振っても、
中国・インドなどの新興国が
 「温室効果ガスの発生源は先進国にある」
 「新興国は国内に多くの貧困を抱えていて、
  経済成長が脅かされることを受け入れることができない」
という気持ちも分からなくはない。
けれども、出しまくったからこそ分かる害というのもあって、
そのへんは、各々の国の利益を最優先するから
なかなか難しいのだろう。

しかし、だ。
2050年までの42年間に、どのくらいまで削減するとか
例えば5年後はこれくらい、10年後はこれくらいとか、
目標は知りたいなぁ。
子供が夏休みの宿題を、最終日3日間くらいで
一気に泣きながら片付けるのとは違うのだからさぁ。
明日から2学期になるって日に、
 あー、できなかった・・・
っていうわけにはいかないでしょうよぉ。
京都議定書の目標数字に達しない日本の状況と
同じになりそうじゃんかよぉ。
。。。などと思ったのであった。
大勢の国々が揃うと、私なんかが思っていないような事柄で
色々と問題やすれ違いが起こったりして、ことが進まないのでしょうねぇ。


さて。
今回思ったのは、全部の報道を万遍なく見たわけではないが、
こういうときに、意外と各TV局がどういう体制なのか
ちょっと垣間見れる気がする。

その中で私が気になった、ひっかかったのはこちら。
他では見つけられなかった「原発」の文字。

米独首脳、原発の有効性巡り相違 温暖化対策で
2008年7月8日12時14分 朝日新聞

 ブッシュ米大統領とメルケル・ドイツ首相は8日朝、サミットの合間をぬって北海道洞爺湖町で会談した。
直前になって、地球温暖化対策として原子力発電が有効かをめぐる両国の意見の違いが表面化。
どこかぎごちない空気も漂う中での対話となった。
 両首脳が会談するのは6月のブッシュ氏の訪欧時に続き、わずか約1カ月で2度目。
会談後記者団を前に「あなたは大切な友人だ」(ブッシュ氏)「興味深い議論ができた」(メルケル氏)と、個人的なきずなを演出した。
 だが、米ホワイトハウスの気候変動政策の責任者、コノートン環境評議会議長は7日、米同行記者団との会見で「温暖化ガスの排出量を削減するため、原子力エネルギーを使う能力がある国はそうする責務がある」と発言した。

 ドイツにとって耳に痛い言葉だった。社民党のシュレーダー前政権下で2021年までの原発全廃方針が決まり、大連立の現政権でも維持されている。
G8の中で脱原発政策をとるのはドイツだけだ
 メルケル氏自身は原発全廃方針変更の考えを示しているものの、見直しは09年の総選挙以降に、という立場。
AP通信によると7日、「気候変動問題が原子力の使用だけで解決できるとは思わない」と反論した。(梅原季哉)



要は、言っていることはこういうことなのでしょう。
温暖化削減のための代替エネルギーは原発に!!

随分前から巷では、
CO2が温暖化の原因というのはウソだと、
これは温暖化を防ぐためにCO2削減をしよう!!という意識や運動を蔓延させて、
実は、原子力発電をしたいがための話である
、と
そういうのは見聞きしていた。
石油が値上がりし、代替エネルギーの必要性がぐっと身近になったところで
原発に移行しようとしている
、と。
代替エネルギーとしては、石油の代わりになる素晴らしいものが既に開発されているのだが、
それでは一部の人々が儲からないので、止められている
、とか。
まぁ、いろいろな説が流れている。
サミットのおかげで、巷に流れていた噂が事実と知った。


実際に温暖化の原因が何なのか私には分からない。
ホントにCO2じゃないのかもしれないし、そうなのかもしれない。
ただ、温暖化は肌で感じているし、
そのためにリサイクルやリユースを始めたことは
CO2削減に関係なく、実は当然のことで、
これまでやっていなかったのがおかしかったのだ、と思う。

ただ、これをイコール原発に結びつけるのは
勘弁してくれ!
ねぇ、日本は原子爆弾を受けた国だよ。
なぜ脱原発にならないんだ!!

・・・とまぁ、昨夜、今朝のニュースで
いろいろと考えることしきりでした。


G2008年7月10日
水無月八日
宇宙の月14日 青い宇宙の夜 KIN143

KAZARI展に行ってきました

先日、サントリー美術館KAZARI 日本美の情熱展へ行ってまいりました。

こちらはチラシ。
080613KAZARI展チラシ

楽しみにしていたのですが、
いやー、これは期待以上によかったです。

この美術展は、
日本人が昔から、どれくらい「かざる」ことを愉しみとし、
喜びとし、情熱をかけていたかを見ることができます。

ちょっとHPから抜粋しますね。

  古来より日本人は、日常生活から祭礼や神仏信仰、戦いの場にいたるまで、
  身に付ける物や身のまわりの品々などを、奇抜な独創力と旺盛なエネルギー
  をもって華麗に「かざり」たててきました。
  祝祭の場を、日常から非日常へと変貌させる演出であった「かざり」。
  生活の憂いから人の心を解き放ち、また、階級、身分を超えて生きる喜びを
  味わわせる「かざる」行為、さらに時には実用性を度外視するほどの「かざる」
  情熱は、日本の文化を形成する大きな原動力です。



というわけで、チラシの裏↓にあるように
縄文時代の土器から、
戦国時代の武将の兜、
着物に、調度品、
神仏への祈りの場でのかざりに
日常のかざり・・・
と、様々なものが展示されています。
080613KAZARI展チラシ裏


おもしろいものがたくさんありました。

最初に目にした縄文式土器は、
それはそれは、見事な模様で飾られ形づくられていました。
確か、縄文と弥生の土器の違いのひとつには、
縄文式土器は、縄あみした粘土を重ねてつくるから
装飾が質素で、
弥生式土器は、華美、、、
と習ったような記憶があったのですが、
ここにある土器で、全くその概念を覆されました。

も、スゴイ!!です。
これを造った技術はもとより、
その情熱!!が、スゴイ!!
オレはここにいるという主張というか、
目立ちたいというか、
そういうものがなければ、戦国の世では生きてはいけぬものだったのでしょうねぇ。
いやー、おもしろいですよ。
例えば、兜というと、伊達政宗候の弦月とか思い出しますよね。
今回並んでいたのは、
蝶、貝、兎の耳などをモチーフにした兜や
金剛杵を持った手をつきあげている兜。
初めて目にしたものばかり。
そういえば、『スター・ウォーズ』のダース・ベイダーのマスクは
伊達候の兜をモチーフにしているとか。
こうして数種類の兜を見ていると、
TVのウルトラマンシリーズとか、仮面ライダーシリーズとか、
戦隊ものの「○○レンジャー」シリーズとか、
ベースは同じだけれども、それぞれに特徴があり、
各々が別物、というのは、
このころからのお得意技だったんだ、と思った次第でした。


着物の刺繍もすばらしかった。
今放送されている大河ドラマ「篤姫」も、
絢爛豪華ですよねぇ。

江戸から明治の頃の
印籠たばこ入れも、数多くあって楽しめました。
それについている根付も、細やかで。
まぁ、このあたりは、現代の携帯ストラップとして続いているのかなと。

祭りの装飾として展示されていた
平田一式飾の「大蛇退治」。
すばらしかったです。

そして何よりも私が気に入ったのは、
最後に展示してあった
ちょうちょう踊図屏風」。
「ちょうちょう踊り」とは江戸時代に京都で流行した踊りらしいのですが、
これがねぇ、見ているだけで、楽しい♪
ちょっとした仮装をしているわけ。
ほっかむりをしている人々もいるんだけど
なかには、大根とか鰻とか、
傘とか灯篭とかに変装して踊っている人がいるわけ。
それも顔だけとかではなく、
全身が大根!!
全身が灯篭!
全身が鰻!
なわけ。
なんというのでしょう。
モジモジくんのような全身タイツではないのだけれど
モジモジくんのように全身で表現しているわけ。
今のようにハンズで買ってくるというにはいかないから、
作るんですよねぇ、自分たちで。
楽しいぞ、コレは♪
いやー、秋葉原に代表されるアニメのコスプレの血は
こんな頃から脈々と続いているんでしょうかねぇ。


展示の品が変わりつつ、7/13(土)まであるそうなので
ぜひぜひ♪


今後「ちょうちょう踊り」の絵巻が展示されるそうで、
それも見てみたいなーと
思っている次第であります。


G2008年6月18日
皐月十五日
水晶の月20日  赤い自己存在の竜 KIN121

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

故郷の味

先日の土曜日に鹿児島の両親から
荷物が送られてきまして。
いろいろと入っていたのですが、
懐かしい故郷の味である「あくまき」もありました。

地元では「ちまき」と呼ぶのですが、
俗にいう「ちまき」とは別物です。
もち米を灰汁で煮たもので、
見た目は、ひいき目にみても、「おいしそうでしょう♪」とは
ちょっと言いづらいのですが、
美味しい♪のです。

これ↓が「あくまき」
080614あくまき1


ねぇ、見た目は、なんだかなぁ、、というか
なんだろうなぁ、、、ですよねぇ。。
よく言って、竹の皮で包んでるのが、素朴・・・
とでも言いましょうか。
でもねぇ、本当に美味しいのです。
私は黒砂糖ときな粉を混ぜたものをまぶしていただきます。


アップにしてみると・・・
080614あくまき2

よさが分かってもらえるかと思ったのですが、
逆効果な気が。。。f(^^;)


この「あくまき」は、もともと端午の節句のときに食べるものなんですが、
普通の日のおやつなどでも食べてました。

鹿児島の家庭の味なので、
なかなかお店で食べれるというものではないのですが、
販売はされているので、
機会があれば、ぜひ、
召し上がってみてくださいませ。



G2008年6月16日
皐月十三日
水晶の月18日 青い月の嵐 KIN119

theme : おやつ
genre : グルメ

プロフィール

なおこ

Author:なおこ
なおこ です。

好きなものは、
犬、旅、植物、お茶全般、映画・TV・芝居・美術を観る、散歩、手ぬぐい、水曜どうでしょう、石けん作り、キャンドル作り、ときどきバッグなども作ってます。
あと和菓子、畳、木など和風のものが歳を重ねるごとに好き度合いが増してきてますねぇ。
ほかにも、好きなこといっぱい・・・
しあわせですね。

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