読みたいなぁと思う本は結構あり、
また今度、と思っていると時間が経っている。
先日図書館に行ったときに、
おーそうだ、そうだ。コレ、読みたかったんだよぉ!!
と思い出し、早速借りて読んだ。
ちょっと前の話だけど。
読んだ方も多いでしょう。
「
アースダイバー」
もうもうもう、かなり面白かった。
予想を遥かに超えて、遥かにおもしろかった。
ウムウムと納得するのと、目からウロコの連続だった。
読んでいる途中も、読んだ直後もおもしろかったのだが、
読後しばらくして、さらに、
じわりじわりとボディーブローのように
この本の世界にやられているのだった。
縄文時代の東京の地図で、現代の東京を歩く筆者の中沢さんが実際に地図を片手に歩くのだ。
私らも歩いたことのある、上野とか東京タワーのあたりとか。いろいろ。
それは縄文時代にもあった土地と
縄文時代には海だった場所が現在は土地となっているのとでは
土地のエネルギーというか、性質というか
そういうものが違うのだという話だった。
すると、個人的に美術展を観に上野に行くと、
なぜ公園のところは気持ちいいのに、
駅に降りると、こう居心地が悪いというか、なんか落ちつかないというか、
人が多いということだけじゃなく、なんだろう?これは?・・・
と思っていた謎も解けたり。
そして、縄文の人々と、その暮らしぶりの素晴らしさが
とってもよく分かる。
以前、「縄文人が稲作をしていた」というニュースに
縄文と弥生の区別の方法として、「稲作」って学校では習ったけど
こうやって変わってくるのねぇというのと、
縄文人、ちょっとスゴイんじゃないの?というのを思った。
そして「アースダイバー」の本を読みながら、
まざにダイバーとなって、時間をもぐり、地層をもぐり、
縄文時代の土地に立つと、
現代の恵まれた文明を否定する気はさらさらないけれども、
民主主義が資本主義とくっついて、ちょっとおかしくなったのでは?
だってそれって消費することでしか回らなくなっていて、おかしいのでは?
対価っていう考え方一遍なのはおかしいのでは?・・・等の
日々抱えていたこんがらがった思考を、
ちょっと紐解いてくれた。
ボディーブローが効いた私は、ちょっとwebなども調べた。
そしたら「
ほぼ日刊イトイ新聞」で、
すでに中沢さんの特集が組まれていたのだった。
中沢さんとタモリさんと糸井さんの対談と
中沢さんの講義。
かなり、読み応えのある分量で
かなり、素晴らしく面白いです。
はじめての中沢新一 アースダイバーから芸術人類学へ講義の内容は
こちら古地図が密やかなブームである。
私も江戸時代の地図などは見ることがある。
気づいてなかったが、割と地図マニアかもしれない。
(あーでも、方向オンチではある)
以前、友人と六義園に行ったときのこと。
出口のところに、公園近辺の地図が3枚貼ってあった。
1枚は現在。あとの2枚は時期が違う江戸の地図。
同じ場所の、時代の異なる地図。
これが、おもしろかった。
庭園も美しく楽しんだのだが、
結局この地図の前で、見比べながら話しているうちに、
ここで1時間位は立ち話をしていた・・・ということがあった。
こういうこともあるんで、この「アースダイバー」もさらに楽しめたのかもれない。
まだまだボディーブローの名残があって
興奮状態で、まとまらないんだけど、
とにかく、おもしろい。
超オススメ。
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